bullet020.gif2005年10月30日

■ モチベーションの出所 ■

部長:
  「辞める理由は何かな。」
辞任者:
  「私には、ここで働く理由がない。
   
   一生懸命働いて、顧客にも認められている。同僚からも口では評価されている。
   しかし、給料は上がらないければ、自分の時間もない。
   尊敬できる上司もいない。
   気の会う仲間も居なければ、触発されるような同僚も居ない。
   信頼できるパートナーも居ないし、まして惚れてくれる女が居るわけでもない。
   最近は仕事に対してやりがいも感じなくなってきてしまいました。
   
   少なくとも給料が上がる分だけ先方の方がましだったということです。
   」
  



と、まぁ、これはフィクションなわけなんだが、けっこうぶっちゃけかもしれない。(鬱

え〜前に書いたこのエントリからちらちらとモチベーションについて考えてみたわけでして、
どんなものがモチベーションに繋がるかをざっとあげてみようと言うのが今回の主題です。

 最初にひとつ注意しておくけど、これを全部満たしてやらなければモチベーションがあがらないかと言えば、そんなことは無いだろうし、どれをあげればモチベーションに繋がるかはその人次第だと言っておく。
 ただ、逆に言えばある条件を満たしているのにその人のモチベーションが上がらないのはそのほかの条件によってモチベーションが上がる人間にたいして「違う」アプローチをしてしまっている可能性も考えられると言うことだ。

でまぁ、上みたいになるわけだが、順にあげてみると、

1) それ相応の代価が支払われる。
  ・もちろん企業である限り、基本的には仕事の対価を金銭で受け取ると言うのが
   ベースにあるわけで大体の場合、皆そう思ってるはず。
   だけど、一部には金銭は食い扶持程度にもらえてればいいやと思っている人間がいること
   にも注意は払った方がいい。こういう人間は得てして仕事をする事で、
   「別の物」を得ようとしてる。

2) 自分の時間が持てる。
  ・30代女性社員さんのところにも書いたが、人間が消費活動を行うにはゼニだけではなく、
   時間も重要なファクターになる。その意味では自由な時間があることも、何らかの消費が趣向
   に繋がっている人間であれば、重要なファクターになりうる。

3) 尊敬できる上司がいる。
  ・これは1)や2)とは違う意味でのモチベーションであるが、信頼できる上司・尊敬できる上司
   と言うものは、それだけで仕事へのモチベーション、少なくとも困難な仕事に対する行動要因
   になりうる。それは、結局、その上司がその仕事を頼むことが@一見困難な仕事でも、計算が
   あるという安心感A尊敬している上司に信頼されていると言う安心感
   ・・・な〜んてものに繋がってくるからなわけです。
  
4) 気の会う仲間がいる。
  ・まぁ、これはどちらかと言うと、「仕事をする上での」というよりは「その組織に属していることによる」
   と言う意味でのモチベーションをあげる要因です。
   ただ、人間関係はその組織に属するのを辞めたとしてもある程度は
   他の環境への持ち越が可能なので、そこらへんが難しい。
   ただ、殺伐とした環境よりも、たとえ愚痴を言い合うだけの仲であっても気が合う人間がいるほうが
   仕事になるもんです。
  
5) 触発される同僚がいる。
  ・これは4)に似ているんですが、まぁ、仕事熱心とは言わないまでも仕事にそれなりの関心を持っている人間であれば、
   往々にして、自分が仕事の仕方を学べるタイプの人間と言うものがいるものです。
   そういう人に接することができることもまたモチベーションを挙げる要因になり得ます。
  
6) 信頼できるパートナーがいる。
  ・仕事をするのに頼れるパートナーがいることもモチベーションに繋がる。
   まぁ、この場合どちらかと言うといなくなった場合にネガティブな効果として現れることが多そうだが、
   それはそれまでパートナーがいたことでモチベーションがあがっていたことの裏返しであるわけでして、
   パートナーがいなくなったことでモチベーションが下がったからと言って、「パートナーに頼るのはよくないことだ」
   と結論付けるのは早計である。むしろ、そんな考えを興すぐらいなら、誰がパートナーでも問題がない程度に
   全員を教育するべきだろう。
   
7) 惚れてくれる女がいる。
  ・これは6)にほぼ同じであるが、取り扱いは非常に難しい。
   われらが日本は多夫多妻制ではないため、常に「シツレン」、「サンカクカンケイ」、「セクハラ」、「フリン」
   なんぞというメンドクサイ事この上ない問題が絡んでくる。なもんで、その手のネガティブな面については
   特にふれる気がない。
   しかし、短期的に見れば、恋愛というものがモチベーションに与える影響は大きい。
   時に人間はあこがれている人間が自分にサポートしてくれるないし、自分がサポートする立場にいる
   と言うだけでやる気を出すものである。

8) やりがいのある仕事である
  ・まぁ、これはよく言われることだし、正論だとも感じるんだが、「なんで?」と言われると首を傾げざるおえない。
   まぁ、モチベーションなんてのはあくまでフィーリングの問題なので、なんか合理的な説明を期待するだけ
   無理なのかもしれないが。
   「やりがいがある」に関しても結構人によって解釈がばらばらだが、ここに関しては以下の2つの観点
   でみれば、ほぼ間違いはなくなるはずだ。
    1. その組織の人間及びその人にとってそれなりに強度がある仕事である。
    2. 仕事の成功目標がそれなりにはっきりしており、また、それが絶望的なものではない。
 
 まぁ、こんな感じか。(次のエントリに続く)
posted by ウィル at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | モチベーションについて
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