bullet020.gif2005年04月30日

■ タダ記事の誤報に謝罪は必要なのか。 ■

と、だんだん自分の疑問点を絞ってみる。

<タダ記事に訂正は必要かという議論について>
 どうも、おいらの拙い文のせいで訂正が必要かという議論に話にいってしまいましたが、情報の提供者に関しては、一旦情報を出してしまった時点で訂正は必要だろうと僕も思います。(前回のエントリのコメント欄3項のうち(*1)1.の部分)
 そして、再閲覧性を考えての意味であれば、訂正のアナウンスをが必要だと言う意見にも同意するので、そういった意味では、ここに関して前記事のおいらの疑問点はナンセンスであったと考えます。

 と言う事でこの訂正という点に関しては、コメントをいただいた4氏に対して反論すべき点はありませんです。はい。

<タダ記事に謝罪は必要かという議論について>

 おいらが疑問を持ってるのは、むしろこちらの方で、タダ記事に訂正を入れる場合に謝罪までする必要があるのかというところについては、今でも疑問です。(*2)そして、前のエントリにあげた一群の記事が一様に訂正・謝罪を一連のオペレーションとして取り扱ってしまっていることについて、それが本当に切り分けなくて良いものなのか反芻してみる必要があるのかなとも思った次第です。


先のエントリのコメント欄にJSF氏は以下のように有料情報と同等の強度の(つまり謝罪を含む)訂正をすべきだと言う理由を挙げられています。

> 読者は新聞社の紙面とWeb版を同等の信用性があるものと考えているからです。公共性を持つ会社の名前を冠しているのですから。

ここに、おいらには異論があります。と言うのは、紙面上の取引は小額と言えど情報の提供者に対して対価を払った上での情報取引であるのに対し、WEB上の取引は基本的には何の対価も支払わない情報取引であると言う事です。

 Web版を紙面と同等の信用性があるとみなすのは読者の勝手ですが、実際に情報提供者に対して(対価という形で)信用を買っているのは紙面ベースでの読者だけであり、情報提供者の側には信用を買っていない(=対価を支払わない)WEBベースでの読者に対してまで謝罪する必要はないのではないかと思うのです。

 それは、訂正をしなくて良いと言う議論ではありません。むしろ、しのごの言わずにただ淡々と訂正を行うのが、公共性を持ったと僭称するタダ記事運用の正しいあり方なのではないかと思うのです



 一方で、前回のエントリのコメント欄3項のうち(*1)、2.「訂正のアナウンスを行う。」と言うところについて、なぜ、「それを行う必要性があるのかどうか」と言うところでふらふらしていた部分があるのかというと、現状では「訂正のアナウンスを行う = 謝罪文も一緒に掲載する」という図式が(少なくともおいらの中では)出来上がってしまっている事が原因です。つまり、謝罪するかどうかの価値判断もなく、訂正のアナウンスを行う事によってオートマチックに謝罪文を載せるのであれば、謝罪自体の形骸化を招きかねないのではないかと。

 ただ、皆さんがおっしゃっているとおり、文字通り、訂正の周知の意味合いが大きいのは当然で、その間をふらりふらりとしてるわけです。(今でもふらふらしていますが、理由はこんなところです。)



 何れにせよ、新聞社等が誤報の訂正と共に出す「謝罪」と言うものがなぜ発せられるのか、そしてどのような対象に、どのような意向から発せられるべきなのかと言う事についてはもうちょっと議論する必要があるのではないかと思う次第です。



<注釈>
*1 前回のエントリのコメント欄3項は以下のとおり。

 1. 該当記事を訂正し、該当記事を閲覧した人間がいつでも再閲覧可能な状態にする。
 2. 該当記事を訂正し、(例えばトップページで)訂正のアナウンスを行う。
 3. 該当記事を訂正し、訂正のアナウンスと謝罪を行う。

*2 例外については前記事で類例を挙げたとおりです。

posted by ウィル at 23:54 | Comment(6) | TrackBack(1) | 日記

■ 新聞社のネット記事に訂正や謝罪は必要なのか? ■

産経新聞の捏造報道を話題にしているブログに関してちょっと思ったこと。

まぁ、捏造があったなかったとか、その周辺の問題に関してはあんまり興味ないし、そのうち他で語りつくされるだろうから、置いておく。

 おいらがそれより疑問に思ったのは、カリーさんのところやら若隠居さんJSFさんのところ全てが共通して「WEBで謝罪や訂正のアナウンス」がないことについて拒否感を抱いてる事だ。

 新聞社がWEBのタダ記事上の誤報に関して、謝罪なり、訂正のアナウンスを行う必要があるのだろうか。ここにおいらは疑問を抱く。

 朝日にしても、産経にしても、日経にしても、WEB上の記事は基本的には無料コンテンツである。ほぼ全てのページに広告が掲載されており、ここから若干の収益を上げることができるのかもしれないが、基本的にはネットワーカー自身が各新聞社に対してなんらかの報酬を支払う事はない。

 つまり、WEBでしか記事を閲覧しない人間は新聞社の顧客ではないと考えられる。
 そして、顧客ではない以上、新聞社側のオペレーションによって生じた誤報・情報欠損については必ずしもサポートされるものではないし、それを報じた事自体を謝罪する必要もないのではないかとおいらなんかは考える。
 
 その意味では、紙面でのみ謝罪すると言うのは新聞社自身にとっては適切な処置だったんじゃないかと思う。


 とは言うものの、WEBサイト上で謝罪・訂正のアナウンスが必要な場合もあるとは思う。
 例えば、その誤報が誰かに損害を与えて、その被害者がWEB上での謝罪を求めた場合であるとか、その記事が閲覧した人間に対して確実に損害を与える場合である(ウィルス含みの記事?)とかであれば、当然アナウンスの必要はあるんじゃないかとは思う。

 が、今回のようなケースであれば、せいぜい「あほな産経新聞を天皇家に認められた立派な新聞社だ」と勘違いする人間がでるぐらいでそんな損害が出る話じゃないわけでして。



 まぁ、なんつーか、情報その他に対して対価を支払うでもなしに説明責任説明責任とノタマウ最近のブログ界隈に食傷気味はウィルからでした。
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posted by ウィル at 02:11 | Comment(9) | TrackBack(2) | 日記

bullet020.gif2005年04月28日

■ とりあえず書こうと思ってることメモ ■

まぁ、ここに書いておくのもあれかなと思うんだけど、どこでも見れるから便利なんだよね〜。

<これから書こうと思ってること>
・ブログブームってなんやねん。(R30さんの「ブログブームの終わり」を受けて)
・コミュニケーションとバベルの塔(数学屋のメガネさんの「なぜ誤読にこだわるのか」あたりのエントリをうけて)
・匿名性ってなんやねん(小倉さんのとことか受けて)
・リスクバッファが削られるメカニズム(ちと考えた事・図説が必須)


  ほんとに書ききれるかしらん・・・。
posted by ウィル at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

bullet020.gif2005年04月26日

■ 解決しました? ■

ADSLの接続が不安定…。」の記事の経過。

とりあえず、PCのネットワーク設定の1394接続を無効にしたら断線しなくなった。
これが原因だったのか?

・・・それとも、ただの偶然なのかな・・・?(謎





あ〜、あと全然関係ない日記、今日夜飯を食いにいった韓国料理やで、ピザ餃子を頼んだら、具にピザ具が入ってる餃子じゃなくて、ピザ型の餃子が出てきたんでちょっとびっくりした。

まぁ、うまかったから良かったけど。
posted by ウィル at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

■ ADSLの接続が不安定…。 ■

ルータのWAN側IPに10.64.64.64ってでて接続できなくなるのはな〜ぜ〜だっ?
posted by ウィル at 06:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

bullet020.gif2005年04月24日

■ 苦笑い ■

おいらがネットを始めた頃から「ジョーク」で検索すると首位に出てくるページ

 「コンピュータ ジョーク

つーか、こういう「笑い」は「笑いのタネ」であると同時に、意外と教訓的なところがあり笑いつつも学ぶところがあるのが良い。最近、そういう教訓含みの笑いが少なくなってる気がする中で、今でも上記の項目でGoogle検索すると首位に躍り出てくるのは何というか感慨深いものがある。

しかし、ディルバートの給料の法則は学生の頃は苦笑いして読んでたもんだけど、今読むと…しゃれにならんな…。
posted by ウィル at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 笑った記事

bullet020.gif2005年04月23日

■ 組織の構成要素 ■

 組織について考えるときにはその中にはいろいろなものがあるように考えられるが、その構成要素は大まかに以下の3つのものに分類されると考えられる。

<アクター>

 その組織を構成する主体。また、外部からその組織の人間と接触する主体(外部アクター)。大体の場合、その組織に属する人間を指すが、必ずしも、その主体は人間とは限らない。例えば、国連のようなメタ組織であれば、そのアクターは国連に加盟している「国家」になる。図では、アクターと外部アクターを分けて表現しているが、組織に属しているアクターと属していないアクターが必ずしも明示的に分かれているとは限らない。

 又、特に断りがない場合、このサイトでは組織について言及する際、「人」や「人間」と言う言葉をアクターと混同して使う場合がある。

<リンク>
 
 アクター同士のつながり。大体の場合、それは書面や口頭でのコミュニケーションであるが、物の受け渡しや、ケンカ・セックス・スキンシップなどという非言語的な接触もこの中に含める。

<シェル>

 アクターと外部アクターとの境界に存在する「殻」。多くの場合、非常に概念的なものであり、例えば、「ルール」とか、「ブランド」といった形で存在する。



--構成要素のモデル(クリックすると拡大します)--
simple-org-chart.PNG
posted by ウィル at 23:16 | TrackBack(0) | メモ

■ リスク管理とは ■

 リスク管理とは「その計画の失敗ラインを決定し、そのラインに達したときにどのような行動をとるかを決める」事だ。

 しかし、この考えは局所最適化に向かいやすい人事考課の考え方とは非常に食い合わせが悪い。
posted by ウィル at 18:23 | TrackBack(0) | メモ

bullet020.gif2005年04月22日

■ 恋愛頭脳 ■

若隠居さんのところで恋愛頭脳つーのを紹介してたのでやってみた。

え〜、結果は・・・。


総合判断  :「可」 
恋愛感レベル:「高校生」

★全世代から見たウィルさんの… 【恋愛観支持率】 61.7%
【恋愛スタイル】 長期低テンション恋愛型
【印象】 相手を選ばない、理想が低いというイメージを持たれます



・・・らしい。

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posted by ウィル at 22:40 | TrackBack(1) | 日記

bullet020.gif2005年04月21日

■ [幻影随想 別館]ネットとジャーナリズムを読んで。 ■

ネットとジャーナリズム」っつー記事を読んでの感想をぼちぼち。

 シナリオとしては理解できるし、それなりに自然。

 逆に、引っかかるのはマテリアルのやり取りと情報のやり取りでは収益の上げ方が違う事について言及されていない事かな。
 
 料理の素材のようなマテリアルを扱う商いはマテリアルの買い手が払うお金が売り手があげる収益のほぼ全てであり買い手がエンドの消費者であろうが、卸問屋であろうが、小料理屋であろうが、生産した量に対して買い手が払う額が一緒なら何の問題もない。

 しかし、情報に関しては(少なくとも現状の商取引では)買い手が払うお金よりも、売り手が情報に広告を載せる事によって発生する広告料の方が収入源としては巨大であり、例え、情報の発信者が流通させる情報に対するペイバックが一定でも、流通する情報「そのもの」を閲覧する人が減少する事は広告収入に頼っている売り手側にはかなりの打撃を与える。

 そういう意味では、ブログの突出の影響をうけて料理の素材の卸売市場のような形で現在のマスコミが変容するとは考えにくいなぁ・・・。

  まぁ、つらつらと。
posted by ウィル at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

bullet020.gif2005年04月19日

■ 組織管理するならこのぐらい読んどけ!!(3) ■

トム・デマルコ編 (たぶん)その1

 「熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理
  (トム・デマルコ ティモシー・リスター著 伊豆原 弓訳 日経BP者)

「リスク管理とはクマさんを避ける事ではなく、クマと踊れるように準備する事だ」という、主題にひねりが効きすぎて題名から中身を推察するのが難解な本。

え〜、まぁ、それはおいといて…。

 英米の書物なんかでは良く出てくるけど、なぜか日本ではあまり例として出てこないデンバー国際空港の話から導入され、「なぜ、リスクを無視したスケジュールを建ててしまうのか」「リスクを管理する事とリスクを無視する事の違いは何か」「リスクの管理の仕方はどうすれば良いのか」と言う事について、気の利いた説明がされている。
posted by ウィル at 23:08 | TrackBack(1) | おススメ本

■ 責任格差社会 ■

最近気になった事故二つ

東京ジョイポリス遊具転落事故
竹ノ塚駅踏み切り事故

どちらも、業務上過失致死に問われている事故だけど、どうも納得がいかない。

 いや、当然どちらも被害者は操作責任者の不注意・不手際によって命を落としているわけで、責任を問われるのは致し方ない。しかし、かれらは別に悪意があってやったわけではない。むしろ利用者の利便性を考えて、その不手際を行ったわけだ。それに対して、誰かが補償してくれるわけでもなしに。それでも、業務上過失致死という、言ってしまえば「人殺し」のレッテルを貼られてしまう。

 しかし、その一方で意図的にな横領・流用にもかかわらず罰せられない人もいる。それに、大概の仕事では、不注意・不手際があったってせいぜい上司や客に怒られてしまいになるのが関の山だろう。(その性で首になる事はあるだろうが。)

 ここになんと言うかやりきれないものを感じるのは僕だけだろうか。

 どうにもならないし昔からあった格差だろうが、「不条理な世の中」で済ませていいものなのか、そういう思いが残った。
posted by ウィル at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

bullet020.gif2005年04月18日

■ 鋼の救世主現る。 ■



 いや〜、この手のくだらねーネタ大好き。(ぉ

  つか、やっぱり笑う事は大事だね・・・。

   カテゴリ「笑った記事」は仕事に疲れたときにでも見ていただけると幸いです〜。
posted by ウィル at 22:38 | TrackBack(0) | 笑った記事

bullet020.gif2005年04月17日

■ 高橋メソッド ■



R30サンのところで見つけた。

 おいらも笑った。

やはりプレゼンテーションは、ぐだぐだ書くより、簡潔で笑える方がいい(笑)。
posted by ウィル at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 笑った記事

bullet020.gif2005年04月16日

■ カウンタースピーチ ■

 …といっても、バーのカウンターでうだうだと話す事じゃないぞ。


 カウンタースピーチってなによ

 WEB上の議論でも新聞でもテレビでも会社の会議でも居酒屋の与太話でもそうなんだが、自分で何か問題の解決法を提案するでもなく、こうボコッと相手の責を問うような事が言われる事がある。このような「相手の責を問うだけの言説」をここではカウンタースピーチと呼ぶことにする。

 そして、自分の属している組織(会社なり、サークルなり、あるいは社会なり)の事を考えて議論をするのであれば、この種の言説には十分に注意した方がいい。


カウンタースピーチの何が問題なのよ

 まぁ、簡単に言っちまうと言った人間がどんな人間だろうと関係なく、相手に対して悪い印象を植えつけられちゃう事なんだわ。そして、それが何らかの問題の解決に寄与する事はおいらが知る限りない。あったとしても、そりゃ運がよかったんだろーよと。そして、最後に残るのは責任の擦り付け合いと人間不信の渦だけであると。

 そして、自分になんの主張もなく相手に悪い印象を与えられると言うのは、逆に言えば、自分に対して敵対している人間に対してカウンタースピーチを行う事で、敵対者に対して「比較優位」にたてると言う事でもある。

 これはこれで問題であって、これが続けば失敗しつつも問題を解決する人間よりも何もしないで人に難癖つけている人間の方が大手を振って歩く事になるつー事だ。

どちらにしても話半分で招く事態としてはちとさぶいだろ。

posted by ウィル at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

bullet020.gif2005年04月15日

■ 組織管理するならこのぐらい読んどけ!!(2) ■

エリヤフ・ゴドールドラットの4部作

ザ・ゴール
ザ・ゴール2
チェンジ・ザ・ルール
クリティカル・チェーン
  (何れも、エリヤフ ゴールドラット著・三本木 亮 訳 ダイヤモンド社)

こちらは前に紹介した沼上さんの本とは対照的に一冊一冊とても分厚く本棚の肥やしに最適。有名な本だし。

えー違う違う。

エリヤフ4部作(と勝手に命名)は組織で努力している人間が自分の持ち場を守ろうとするあまり、組織全体のバランスをくずしてしまっているさまを若干チープなラブストーリや出世物語を交えつつ、克明に描写しているのがいい。
 他にも、意思決定のプロセスにおける目的分析や、議論におけるWin-Winシステムの重要性など、あまり、日本の著書では語られる事がない事柄にも広く言及しているので、組織管理に関心がなくとも、思考方法の教科書としても読んでおきたい本。

しかし、なぜかアマゾンだと「クリティカル・チェーン」だけ著者のファーストネームが『エリヤフ』じゃなくて『E』になってるんで検索にちと不便。




えー、それと、おいらが今つんどくになってる一冊もとりあえず貼っとく〜。

ゴールドラット博士のコストに縛られるな! 利益を最大化するTOC意思決定プロセス
(エリヤフ ゴールドラット著・村上 悟 訳 ダイヤモンド社)

三本木さんに比べるとちと訳が堅い気が。内容に関しては読みきってないのでなんとも。
posted by ウィル at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ本

■ ルーチンワーカー ■

Google検索すると、なんとこのブログが一番最初に来ることが発覚。いや、ちょっとびっくり。ろくろく更新もしてないのに。(笑
いや、アクセス解析見て気づいたんだけど。

しかし、このキーワードで検索した人って何調べてたのかなぁ・・・。


posted by ウィル at 22:04 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

bullet020.gif2005年04月14日

■ 組織管理するならこのぐらい読んどけ!!(1) ■

組織戦略の考え方 -企業経営の健全性のために」(ちくま新書・沼上 幹 著)

とにかく良書。読みやすいし、自己実現論やマトリクス型組織が持つ問題点や、組織管理のベーシックとして考えなければならない事が、簡潔にまとめられている。文章も読みやすく、内容が濃いわりに、そんなに読むのに時間もかからない。組織管理のテキストとしては珍しい小型の本であるのもうれしい一冊。

 難点があるとすると、薄い本なのでなくしやすいと言う事か。(つーか、おいら3回買い直してる…。)
posted by ウィル at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ本

bullet020.gif2005年04月10日

■ 長期トレンドはマーフィーを無視する。 ■

某所で議論したときに書いたものをとりあえず保存しておく。

長期トレンドで統計を見るということは、マーフィーを無視して
(あるいは自分もマーフィーの一つとして)、人為の届かない自然
現象としてその物事をみると言う事です。だからこそ、その中に
どんなマーフィーがいようとかまわないんですよ。

 で、例えば小規模資金での株とか外為とかのような流れに「の
るか」「そるか」の選択であれば、(実際はそーでもないみたいだ
けど)ある程度長期トレンドを観察するのは有効なはずです。こう
いう選択の場合、自分がどんなアクションを起こそうがトレンド
が変わらないほうが有利ですから。

 逆に、今回の話のような、その長期トレンドを「修正する」と
いう話になるとまったく話は違ってくるでしょう。人為の届かな
いものとして観察している限り、悪化している(あるいはしてい
く)ことに関しては読み取れても、自分がそこにどう手を出すべき
かについては何も示唆してはくれません。下手をすると「悪化す
る」とわかった時点でもう対応する時期を逃しているのかもしれ
ません。
 
 そういう意味ではこの手の話で長期トレンドを持ち出す事は、
「不安にさせる(又は安心させる)」のには有効でも、何かをする
時期・方法等を考えるには何の意味もないし、むしろ、そんなも
の判断の邪魔になるからShift + Deleteで捨ててしまえ〜。

   ・・・なんぞと考えているわけであります。


このときのおいらの話の論点としては、詰まる所、社会を論ずるにおいて「統計は必ずしも有効なものではない」と言う事である。
 それはつまりいくら精度が高い統計を取ったところで、そこに含まれるマーフィー(不確定性・不確定なアクターとしての人間)についての情報は統計にした時点で既に除外されてしまっているのであり、そのマーフィー自体にアプローチをするための情報として、不適切で有る場合が多い。と言う事である。

 「場合が多い」と言うのは(上記の引用にも少しあげてあるが)以下のような場合は有効になるからである。即ち、

 1) 統計上のマーフィーを無視してかまわない。
 2) マーフィーが極端に少ない事が確定している。あるいは、
   常にマーフィーを排除できる。

 1)は上記の引用の部分であげてあるような、のるかそるかの判断であり、2)は企業のように目標に遭わない人間を淘汰・排除できる環境での話である。
posted by ウィル at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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